2010年02月07日

世界対がんデー、がん予防を訴え専門家らが講演(医療介護CBニュース)

 国際対がん連合(UICC)日本委員会は世界対がんデーの2月4日、東京都内で「がん予防は子どもから」をテーマに公開シンポジウムを開いた。たばこをやめる、肥満を避ける、がんの原因となる感染を防ぐことなどで「がんは予防できる」との観点から、がんや学校教育の専門家ら6人が講演。会場では医療従事者や教育関係者、一般市民など約120人が熱心に耳を傾けていた。

 「ワクチンで予防する子宮頸がんと肝がん」のテーマで講演した愛知県がんセンター研究所疫学・予防部部長の田中英夫氏は、子宮頸がんの原因物質ヒトパピローマウイルスや、日本で昨年12月に発売された子宮頸がん予防ワクチンなどについて説明した。
 また、高校生などが生物の授業で、細胞、各臓器の位置や働き、ウイルスなどについて学ぶことを指摘。ワクチンで予防できるがんがあることを中高生が理解するために、「これらの情報をお互い関連付けることで、頭に入って行くのではないかと思う」とし、生物などの授業を通じてがん予防への理解が広がることへの期待感を示した。

 大阪府立健康科学センター部長の中村正和氏は「タバコとがん-子どもの未来の健康を守れ」のテーマで、未成年者の喫煙の問題点やたばこ依存症となる仕組みを説明し、喫煙などが「深刻な薬物乱用に進展する入門薬物、『ゲートウエードラッグ』になることが分かっている」と指摘。喫煙防止対策として、「たばこの値上げ」など、たばこを入手しやすい環境の改善を行うことなどを挙げた。

 国立成育医療センター成育政策科学研究部室長の原田正平氏は講演「子どもの生活習慣とがん予防」の中で、年齢ごとの健康対策啓発の必要性を指摘。その上で、「(がん対策などを)やってはいるが、縦割り行政である」「分かりやすい形での啓発が少ないのではないか」と問題点を指摘し、シンポジウムを通じて「がん予防に肥満対策や運動の促進が関係し、それが子ども時代から重要な意味を持つということを知ってもらえたら」と述べた。

 東大大学院教育学研究科教授の衞藤隆氏は「日本の学校教育にみる、がん予防」のテーマで、子どもたちががんについて「学習し得る機会」について言及し、学校教育の中で「がん予防」学習を行うための現実的な策として、学習指導要領に対応した内容の副教材の開発を提案した。

 兵庫教育大大学院教授の鬼頭英明氏は「世界の学校教育にみる、がん予防」のテーマで、米英の健康教育などについて講演した。

 最後に講演した財団法人札幌がんセミナー理事の小林博氏は、「子どもが親を変える-スリランカ10年の経験から」と題して、同法人のスリランカでの活動を紹介。現地の学校で子どもたちが、▽健康のために何ができるかなどを自由に話し合うワークショップ▽ワークショップの結論をニュースレターにして発行-などに取り組んだ結果、子どもたちに共鳴する形で親らの行動変容が起こり、喫煙率の低下、飲酒量の減少などが見られたことを説明した。


【関連記事】
酒量多いほど乳がんに
子宮頸がんワクチン、22日に発売―1000施設以上が採用の意向
たばこ価格の引き上げを緊急提言−がん対策推進協
子宮頸がん征圧「ゴール見えてきた」−専門家会議がワークショップ
コーヒー摂取量多いと肝がんリスク低下−厚労省研究班

都職員、酒酔い運転で逮捕=埼玉県警(時事通信)
<女児連れ去り>中3逮捕 未成年者略取容疑 名古屋(毎日新聞)
<テレビ発火>三菱電機26万台使用中止(毎日新聞)
予科練こんなだった、資料・遺書など展示(読売新聞)
タミフル服用後死亡で請求棄却=17歳亡くした父、医薬品機構訴え−岐阜地裁(時事通信)
posted by だるましなむ at 04:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月06日

【中医協】歯科初再診料の引き上げを了承(医療介護CBニュース)

 中央社会保険医療協議会(中医協)は2月3日の総会で、来年度の診療報酬改定での歯科の初診料(182点)と再診料(40点)の引き上げを了承した。ただ、歯科診療報酬体系を簡素化する観点から、歯や歯周組織の状態などを模型にして立体把握する「スタディモデル」(50点)と、複数の歯科疾患を口腔単位で継続的に管理した場合に算定する「歯科疾患管理料」の初回分を、初再診料など基本診療料に包括する。

 初再診料の具体的な点数は今後、検討する。
 また、特掲診療料に対する「乳幼児加算」の対象年齢を、現行の「5歳未満」から「6歳未満」に引き上げ、基本診療料の乳幼児加算と統一する。

 総会で支払側は、厚生労働省の改定案に同意したが、「初診料を中心に評価すべきだ」(白川修二・健康保険組合連合会常務理事)とも主張。厚労省の担当者も総会終了後、こうした方向で見直す考えを示した。

 厚労省によると、初診料や再診料に包括するスタディモデルの算定は、初診時が全体の15%なのに対し、再診時は85%とウェートが高い。診療側の渡辺三雄委員(日本歯科医師会常務理事)はスタディモデルについて、「簡単だけど重要」「(包括化は)苦渋の選択だ」などと述べ、初・再診料の十分な引き上げを求めた。

■歯科技工加算を新設
 4月の報酬改定では、常勤の歯科技工士を配置し、入れ歯の修理を迅速に行っている場合に算定する「歯科技工加算」を新設する。破損した入れ歯を預かって2日以内に修理・装着した場合に限り、所定の点数を算定できる。歯科技工室や必要な機器の整備のほか、迅速な修理体制が整備されている旨の院内掲示なども求める。


【関連記事】
【中医協】医療職とケアマネとの連携を評価
【中医協】レセプト並み明細書の義務化拡大、継続審議に
【中医協】回復期リハ、「2単位実施」の要件を追加
【中医協】療養入基料、看護配置と重症度で2段階に
【中医協】感染防止対策加算などを新設

新潟水俣病訴訟 和解目指す(産経新聞)
夫婦別姓、結婚後の変更可能に=法務省が検討−民法改正案(時事通信)
川に乗用車転落、車内に男女2人の遺体(読売新聞)
ハイチ大地震 国際医療チームが成田空港に帰国(毎日新聞)
嘉手納基地への統合案、地元3首長「NO」(読売新聞)
posted by だるましなむ at 17:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

捜査員を香港へ派遣 銀座の時計窃盗で警視庁(産経新聞)

 東京・銀座の貴金属店「天賞堂銀座本店」で1月、約2億4500万円相当の高級腕時計が盗まれた事件で、盗品処分の疑いで香港警察に逮捕された男らが関与を認めたことを受けて、警視庁の捜査員らが2日朝、成田空港から香港へ出発した。

 派遣されたのは警視庁と警察庁の捜査員計5人。男らの足取りや、押収された時計と被害品との照合状況、犯行に使用した工具の入手ルートなどについて、香港警察と情報交換する。日本と香港の間には犯罪人引き渡し条約がなく、警視庁は代理処罰の要請も検討している。

【関連記事】
犯行手口は漫画『クロサギ』から?ティファニー強盗の正体とは
日本に群がる「爆窃団」 スピード逮捕で見えた強欲さ
銀座での腕時計窃盗、認める供述 香港警察の調べに男3人
銀座の高級時計窃盗「代理処罰」要求も検討
銀座の高級時計盗、4日に香港戻る 拘束は男女6人に 

臨時交付金少なかった、算定ミス42億円(読売新聞)
首相、閣僚に自制要求=官房長官は陳謝−亀井発言(時事通信)
衆院予算委開会ずれ込み 「個所付け」問題で野党が硬化(産経新聞)
児童虐待、有力情報に10万円…警察庁(読売新聞)
<子ども手当>11年度満額支給は困難 野田副財務相(毎日新聞)
posted by だるましなむ at 08:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。